のんびりいこうよぉ

障害児の父です。障害者関連、スーパーセブンとW650、プラモデル作成、そして福岡出身なので福岡ネタが大好きなアラフィフMBAホルダー。

GT roman life 36年越しの事実!

GTロマンといえば1988年10月25日に初版発行された漫画で、沼津にあるromanという喫茶店に集まる自動車マニアの日常的なエピソードを1話完結で連載されたものです。私と同じ50代の人はこの漫画の影響を受けたって人が多いんじゃないかと思います。

GTロマンヤングジャンプという雑誌で掲載されていて当時大学生だった私も読んでいました。このGTロマンのちょっと不良っぽく、笑いあり、少し哀愁がある世界観が大好きで、この後に発行される西風作品を見つけては買っています。

GTロマンは11巻まで発行されて、その後DEADENDSTREET(デッドエンドストリート)、CROSS ROADS、LAST MORMENTと続き、まだまだ他にもあるんだけど、2006年あたりからGTロマンに戻り、GTroman STRADALE、2020年からGTroman LIFEが発刊されています。

現在3巻まで発行されているGTロマンLifeについては発売ごとに購入してますが、正直な話をすると老眼もあり漫画を読むのが辛くなっているのと買ったことで満足してパラパラ読みで内容もろくに理解せず本棚にコレクション的な感じで置いてあります。

 

話は少し変わりますが、みなさんトイレで用を足す時のお供って何かありますか?

女性の方はどうなのかわかりませんが、迷惑な話だけど男性はトイレで新聞や雑誌なんかを読む人は結構いると思います。

昔はトイレで用を足す時は漫画もしくは自動車雑誌を持って行きましたが、スマホが出てからはスマホでニュースを読んだりしています。

ところが、今日はスマホを持って行く気にならなかったので、本棚からGTロマンLifeを持って用を足してました。

GTロマンを知らない人のために少し説明しますが、GTロマンは冒頭にも書いたように特定の主人公がいる漫画でなく、カフェ「ロマン」に集まってくる客の楽しく、時に哀愁が漂うエピソードを書いている漫画で1話完結が基本です。

そのため登場人物は大人数で、その登場人物の数だけ愛車が登場してきます。

そのGTロマン登場人物のひとりに1970年代にホンダから発売されたホンダZ360GTに乗るタケシという登場人物がいます。彼は1988年当初に発行されたGTロマンにはタケシとしか書かれておらず、私もタケシというように認識していました。

だけど今日トイレで用を足すときにGTロマンLifeを読んでるとタケシの苗字が描かれているじゃないですか!

藤タケシ。そう、それが彼の名前だったんです。

GTロマンを読み始めて36年目にして初めて目にした彼の名前。

ついでに書くと、他にもGTロマンではコルベットスティングレーに乗るジュンもLifeの中で安奈ジュンと名前が出てます。これなんて読むんだろう。

そしてGTロマンから続くのが、こういった「だよね」って思うフレーズ。

タケシの名前が書いているページの右上に書いてある。

「運転を楽しむにはどうしたら良いの?」とマスターに尋ねたら「ひたすら腕を磨け!」と・・・

「腕を磨けと言われて素直に、ずーっとこの車に乗ってて」

腕を磨けって言われると、早く運転するための操作技術って捉える人が多いかもしれないけど、それだけじゃなくて安全に目的地に到着させるってのも「腕」だと思っているので、振り返ると、車で目的地に移動することより、移動を理由に車に乗ることが目的なんですよね。なのでお盆や年末年始に実家がある福岡や、相方の実家がある宮崎に埼玉から車で帰るけど、実家に行くことは副目的って感じで、主目的は長距離ドライブを楽しむって感じなんですよね。

 

あとは「人生MTよ」

私も家族用の車はプレマシーAT車です。AT車でも走らせて楽しい車って沢山あるし、どうしても首都高の渋滞が頭をよぎるのでAT車は便利ですよね。

なのでAT車に乗っている人を否定する気は全くありません。

うちは相方がMT車を運転するのは嫌と言い張るのでAT車ですが、心の中では家族用の車もMT車に乗りたいんですよね。まぁ、そうなる日は来ないでしょけどね。

買った当初に老眼で煩わしいって思わずに素直に読んでたらもっと早く驚いたんでしょうけどね。まだ1巻の冒頭で驚いているくらいですから、3巻まで読み進めると他にも驚くことがあるだろうし、「だよね」って思うことが沢山あるんでしょう。

すでに若い人も読んでいるのかもしれないけど、このGTロマン今はもっと多くの若い人にも読んで欲しいな。

そしてトイレのお供にGTロマン、もしくは西風漫画。

うん。これで朝の目覚めはバッチリだよね。