今月は桐生でクラシックカーフェスティバルin桐生、浜名湖ではジャパンミニデイだったりと、クラシックカーを走らせるのにちょうど良い季節は、そういったイベントが各地で行われています。
そう言ったこともあり今月の参加車は少ないかなって思っていましたが、いつもと同じ200台くらいのさくらモーニングクルーズファンの方が足を運んでくれました。
今回は私がセブンを乗り始めた約14年前に初めてお会いした方とおおよそ10年振りに再開しました。これまではSNSを通じて緩くつながっていましたが、なんと今日のさくらモーニングクルーズにお越しいただけました。
白地に黒のストライプが入っているセブンが、その方のセブンです。また隣のガルフカラーに仕上げたれたセブンに乗っている方も以前お邪魔した筑波サーキットの走行会でお会いし、懇意にして頂いている方です。お二人と約10年振りに再開することができ、さくらモーニングクルーズを持続してやれていることに感謝しました。
他にも約7年振りにお会いした方や4年振りに再開することができたセブン乗りの方もいました。本当に継続しているからこそ、この場所で会うことができたんですよね。
いやー、再開できたことが本当に嬉しかったですね。
さて、今月のさくらモーニングクルーズで私が一番注目したのが初代日産シルビアです。
こちらのオーナーさんに話を伺ったところ、この車はお医者さんが往診などで使っていた車なんじゃないかということです。この勾玉を16個円状に並べたマークは埼玉県章で、その勾玉で囲まれた中心に「医」が書かれているシールが後ろのガラスのところに貼られていました。
またこちらの車は有鉛ガソリン仕様のままなのでガソリンを入れたら添加剤を入れなければならないということで、本当に当時のままの状態で乗られているようです。それと今の車のように鋼板をプレスし機械で溶接するという時代の車でなく、専門の職工さんの手によって溶接されていたので左右で若干寸法が異なるとか。そのため一台一台微妙にラインが違うので各オーナーさんが自分の愛車を「俺のシルビアが一番美しい」と思っているとか、いないとか。
そういう話って、さくらモーニングクルーズじゃなきゃ、なかなか聞けない話ですよね。
あとオーナーさんにクラシックカーを扱う上で煩わしいことってなにかを尋ねたら、普段から足車として使っていないので、乗ろうとすると3日くらい前からバッテリーを充電したり、始動点検したり、軽くボディーについた埃を拭いたりと乗るまでの儀式が煩わしいですねと、笑顔で答えていただけました。
そう言ったところも楽しめることが大切なんでしょうね。
あと個人的にはいすゞベレット。
ベレットというとオレンジのボディーに黒のボンネットというイメージが強いのですが、この白いベレットも美しいですね。そして足元にある水色のスタビライザーが只者でない雰囲気を隠している感じも良いですね。こちらのオーナーさんからは詳しいお話を聞くことができなかったので、今度機会があったら詳しく話を聞いてみたいですね。
そしてもう一台気になったのがこちらの2CVです。
こちらの車は2CVと言われたり、ドゥーシーボーとも呼ばれたりします。エレールから発売されている1/24スケールのシトロエン2CVを作ったことがありますが、本当にデザインが秀逸だと思っています。この2CVの他にFIATチンクチェントも実際のところはわかりませんが、乗っている人を笑顔にしてくれそうな車で大好きです。
本日一つ残念な事がありました。
それは公園管理事務所の方から駐車場内でどなたが喫煙されていたのかわかりませんが、とにかく公園内での喫煙を指摘されました。
公園内は禁煙です。これはさくらモーニングクルーズのルールではなく、会場を借りている権現堂管理事務所から言われていることです。そのことをご理解いただき公園駐車場を利用してください。
冒頭にも書きましたが、機会がなく長い年月あってなかったと再開することができました。
さくらモーニングクルーズに行けば誰々さんに会えるかもしれない。今日は時間があるから、誰々さんに会いに行ってみようかな。
そういう思いでお越しいただける方もいます。
これまでさくらモーニングクルーズが長い間変わらず開催できてきたのは、参加されている皆さん、一人ひとりがルールを守ってきてくれたからです。
そして今後も継続していくためには会場を貸してくれる権現堂側の理解が必要です。
ここで設けられているルールは公園の利用者の安全と、キレイに公園を利用のためのものです。これは参加していただいた方だけが守るルールではなく、一般駐車場を利用している人も守るルールです。
ご理解の程よろしくお願いします。
本日参加してくださった趣味車の一部です。